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Ｄ.環境保全　＞　２．環・阿蘇／有明・八代海の環境保全とブルー・グリーンツーリズム　＞　2-（1）「有明海・八代海を科学する」

D.2-2-1　 市民公開講座「有明海・八代海を科学する」

■日時・場所■

日時　：　平成16年11月19日（金） 　 　　場所　：　熊本県水産研究センターおよび熊本大学合津マリンステーション

■講義概要■

●●● 「熊本県水産センターでの実習」

水産センターや熊本県が取組んでいる研究について理解していただくために，中尾広報部長よりセンター業務の紹介が行われました。同センターの調査船「ひのくに」号にて船上実習が行われました。プランクトンの採集（写真１），採水，海水の濁度測定（写真２）などを体験し，海洋環境調査法の基礎を学びました（午前11時?12時）。 　 午後１時から午後２時30分まで，各研究室の見学を行いました。専門研究員により研究内容について丁寧な解説がおこなわれ，参加者からさまざまな質問がだされていました（写真３）。

●●● 「合津マリンステーションでの実習」

合津マリンステーション実習室において和田助教授によりマリンステーションでの研究について解説が行われました（写真４）。その後，5名の大学院生により最新の研究成果が紹介されました（写真５）。最後にマリンステーション内の各実験室を見学しました（写真６）。水産センターでは養殖業に直結するテーマが中心となっていますが，マリンステーションでは沿岸域生物の行動・生態に関する基礎的な研究が中心です。 今回の実習では沿岸域生物の基礎と応用研究について幅広く学ぶことができ，沿岸域環境と生物の関係についても理解が深まったことと思います。

【熊本大学　地域貢献特別支援事業】