平成25年10月25日(木)
場所:熊本県水産研究センターおよび熊本大学合津マリンステーション
午前中は熊本県水産研究センターで行われた。はじめに,セミナー室において水産センター職員から熊本県の水産業の特徴や問題点が解説され,水産センターで行われている研究についても紹介されました(写真1)。水産センター講師による講義のおりに要望がでていた二枚貝による浄化能のデモ実験も行われた(写真2)。その後,各研究室を見学した。実験水槽棟では熊本オイスターやハマグリ種苗水槽(写真3、4)を観察し、二枚貝の中間育成装置フラプシーの構造や管理についても解説を受けた(写真5)。午後は,例年,合津マリンステーションで実習を行ってきたが,今年は合津マリンステーションが改修工事中のため、実習船を使ったプランクトン採集や研究棟内での顕微鏡観察は行えなかった。午後は,市民講座実習でははじめて、逸見教授の研究フィールドの一つである永浦干潟においてハクセンシオマネキの縄張り行動などについて解説をうけ、簡単な行動観察を行った(写真6)。いずれの実習も市民講座においてすでに解説をうけていたことから、体験によりさらに理解を深めることができた。
写真1:水産センター研究紹介 | 写真2:二枚貝浄化能 |
写真3:熊本オイスター種苗槽 | 写真4:ハマグリ種苗槽 |
写真5:中間育成装置フラプシー | 写真6:ハクセンシオマネキ観察 |