悪天候のため船上実習の実施が危ぶまれていましたが、幸い出港前には雨もやみ、波も静かで、予定されていた船上実習はすべて実施することができました(写真1、水産センター調査船「ひのくに」)。参加者は二つのグループに分かれ、水産センター研究員の指導のもと、水中調査ロボットによる漁礁生物の観察(写真2)、海水の採取、海底の泥の採取、プランクトンの採取(写真3)および調査シートの記入などの実習が行われました。参加者は皆、熱心に取り組まれていました。特に、水中調査ロボットによる漁礁の観察では海底の生物のようすをつぶさに観察することができ貴重な体験となったことと思います。 |