市民講座「有明海・八代海を科学する」(2004/3/5/金)
平成16年3月5日(金)、熊本県水産研究センターおよび熊本大学マリンステーションにおいて市民講座受講者のうち希望者18名により海洋生物・環境調査の実習が下記のとおり行われました。なお,参加者のうち6名は昨年も参加されていたことから,当初の予定を一部変更し,午前中は熊本県水産研究センター,午後はマリンステーションで船上実習を行いました。
(10:40〜12:40)
 水産センターでは,同センターや熊本県が取組んでいる研究について十分理解していただくために,はじめにセンター業務の紹介や熊本県の海苔養殖に関するビデオ観賞(写真1)が行われました。
 次に,各研究室の見学をおこないました。専門研究員により研究内容について丁寧な解説がおこなわれ,参加者からさまざまな質問がだされていました(写真2)。
 (13:30〜16:00)
【 船上実習 】
 午後からは,合津マリンステーションの実習船により逸見教授の指導のもと船上実習が行われました。晴天ではありましたが強風のため,船上実習は少し予定を縮小して八代海遊覧とプランクトン採取(写真3)となりました。

【 マリンステーション内での顕微鏡観察 】
逸見教授により顕微鏡の使い方やプランクトンと赤潮に関する解説を受け,船上実
習で採取したプランクトンを各自顕微鏡で観察しました(写真4)。
プランクトン観察を通して海の生物のつながりについて理解が深まったことと思います。

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【 熊本大学 地域貢献特別支援事業 】