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熊本大学

熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター

熊本大学

減災型社会システム部門

お知らせ

2023年度「第3回 くまもとサイエンスカフェ」を開催しました

熊本の活断層調査でわかったこと

話題提供: 遠田 晋次(東北大学災害科学国際研究所)
日  時: 10月1日(日) 13:00~14:30
会  場: 熊本県防災センター 1階会議室(熊本県庁行政棟新館 北側)
共  催: 熊本大学,熊本県,熊本地方気象台,国土交通省阿蘇砂防事務所
協  力: 東北大学災害科学国際研究所
参加人数: 55名

 

 活断層は「活きている断層」と書きますが,普段はもちろん静止しています.この「静物」としての断層から,我々研究者はダイナミックな地震の予測に挑んできました.しかし,日本列島で断層が地表に現れる大地震は10年に1回程度です.そのため,熊本地震・布田川断層から得られる科学的な教訓・知見はきわめて貴重です.地震後には多くの研究機関が断層掘削調査を行いました.その結果,布田川断層の活動間隔は2,000~3,000年で,最後の活動が約2,000年前の弥生時代であったことがわかりました.布田川断層は,平成28年時点でほぼ「満期」だったことになります.本講演では,気になる日奈久断層との関係や今後の地震活動など,その他の知見もあわせて紹介を行いました.

 

 

 

お問い合わせ
熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター減災型社会システム部門
TEL
096-342-3489096-342-3489

〒860-8555 熊本市中央区黒髪2丁目39番1号 熊本大学黒髪南キャンパス 工学部1号館4階 426

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