「南阿蘇鉄道の車窓から」~阿蘇の地形・地質と景観~
話題提供: | 熊本大学教授 松田博貴 | |
日 時: | 9月29日(日) 10:00~11:00 | |
会 場: | 旧立野小学校 | |
参加人数: | 14名 | |
共 催: | 熊本大学,南阿蘇村,国土交通省阿蘇砂防事務所,熊本地方気象台,阿蘇青少年交流の家,熊本県博物館ネットワークセンター | |
列車やバスの車窓から眺める景色は,旅の大きな楽しみの一つです.1928(昭和3)年,旧国鉄高森線として開通した南阿蘇鉄道も,立野駅から高森駅までの約18kmの間,急峻な立野峡谷を鉄橋とトンネルで走り抜け,南郷谷では北側に中央火口丘群が,南側には緑豊かな水田の向こうに南外輪山のカルデラ壁が望めます.この車窓の雄大な風景は,過去30万年あまりの阿蘇火山の活動によって生み出されたものです.今回のサイエンスカフェでは,地形・地質の観点からこの風景を読み解くとともに,四季折々,彩りや趣を替える南郷谷の景観と人々の営みについて考えました.
※今回のサイエンスカフェは座学のみで,トロッコ列車をはじめとした列車の手配はしておりません.乗車を希望される方は,各自,予約のうえ,ご乗車ください.
<参考>
立野駅 11:10 → 普通 → 11:44 高森駅
立野駅 11:32 → トロッコ列車 → 12:25 高森駅