NPO 法人熊本自然災害研究会が昨年（令和4年3月）解散しましたが，研究会で行われてきた研究発表会を継承し，大学と地元企業の連携をとってまいりたいと考えます．そこで、大学の研究内容と各企業の業務内容を紹介して，若い学生・技術者の人々の発表・意見交換を通して，知見と技術向上を目指すことを目的に，下記のとおり，「熊本減災フォーラム」を開催しました．

日　時：令和5年（2023年）9月19日（火）13：30～17：00　(13:00受付開始)

会　場：熊本大学イノベーションプラザ

主　催：熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター，(一社)熊本県法面保護協会，(一社)熊本県地質調査業協会

共　催：(一財)熊本工学会

参加者：45名

◆基調講演（話題提供）
「くまもと水循環・減災研究教育センター・減災型社会システム部門の紹介」
熊本大学　松村 政秀　教授

「海岸・河川における複合氾濫および河床変動に関する数値シミュレーション」
熊本大学　金 洙列　准教授

「鋼橋の損傷検知システムの合理化・効率化に向けた動き」
熊本大学　渡部 慎也　助教

◆研究発表会
「大規模災害復旧事業において活用した調査技術　～平成28年熊本地震・令和2年7月豪雨～」
(株)アバンス　山下 隆之様

「施工中に発生した斜面崩壊の地盤調査及び動態観測事例」
(株)ホープ建設コンサルタント　松岡 道徳様

「地震で起きた斜面崩壊の対策工（法面保護工事）」
(株)吉田工業　岸田 健太郎様

「大矢崎地すべり災害」
(株)千原組　前田 隆博様

熊本地震時の俵山トンネルの動的数値シミュレーションと破壊メカニズムの検討
熊本大学　才ノ木 敦士　准教授

資料は下記リンクよりダウンロードできます．（pass:2023Kumamotogensai）
https://prsf.kumamoto-u.ac.jp/public/FMIuQbjHlvbi7t6hFn8rck132PnukZbl2xEKGHxvL1U8