最も新しい地図記号 自然災害伝承碑
~先人たちの経験を防災に活かす~
話題提供: | 梅﨑基考氏((一社)日本応用地質学会・(株)アバンス) | |
日 時: | 6月8日(日) 13:00~16:00 | |
会 場: | 南阿蘇村旧立野小学校(南阿蘇村大字立野1596) | |
定 員: | 30名 | |
土砂災害,火山災害,洪水,津波などの自然災害に遭遇した先人たちは,その悲惨な体験が後世に繰り返されないよう願い,自然災害伝承碑を建立して災害の教訓を後世に伝えてきました.自然災害は地形や地質に関連して発生するため,同じ場所で同様の災害が繰り返される可能性が高く,自然災害伝承碑は災害発生の事実だけでなく,その場所でどのような災害が起こり得るのかも教えてくれます.国土地理院では,新しい地図記号「自然災害伝承碑」を制定し,「地理院地図」などへの掲載を開始しました.日本応用地質学会でも,自然災害伝承碑の発掘と建立の背景となる地形・地質情報などの調査を進めています.今回のサイエンスカフェでは,自然災害伝承碑に焦点を当て,先人の経験をどのように活かすかについて考えます.
申し込みフォーム https://forms.gle/Z4oCWAYu8VMWrNtz7