武夫原グラウンドについて

「武夫原」という名称は旧制第五高等学校時代の寮歌「武夫原頭に」にもあるように、熊本大学のグラウンドを指す、象徴的な言葉です。武夫原グラウンドは紫熊祭(熊本大学の学園祭)をはじめとし、運動会や試合など、様々なイベントを開催する場として親しまれています。

熊本地震時の状況

2016(平成28)年4月14日21時26分に前震が発生した後、多くの学生が体育館や武夫原グラウンドに避難してきました。その後、徐々に家に戻る人が増え、15日未明には片付けが始まっていましたが、4月16日1時25分に本震が発生しました。本震後は再び避難者が集まり、度重なる余震により前震時のようにすぐには避難状況が解消されませんでした。体育館は地域の方の避難を優先していたため、多くの学生は武夫原グラウンドへ避難しました。避難してきた学生の中には、ブルーシートを運び出すなど、率先してボランティアに当たる人もいました。

案内地図