工学部1号館について

1966(昭和41)年に竣工した鉄筋コンクリート造6階建ての工学部1号館は、工学部の学生と教職員に講義・演習や研究、業務の拠点として利用されていました。しかし、2016(平成28)年4月14日と16日に発生した熊本地震本震で深刻なダメージを受けたため、使用不能となり、建て替えを行う事が決まりました。

熊本地震の被害

熊本地震により外壁などにクラックが生じるなど、甚大な損傷を受けました。校舎内の研究室なども本が散乱し、足の踏み場がない程でした。建物が解体され、2019(平成31)年2月に新1号館が完成しました。

仮設校舎への移転

熊本地震後、土木建築学科(当時の社会環境工学科と建築学科)の教職員と学生の研究室、および工学部の事務機能は、仮設校舎(現黒髪南地区駐車場)へ移転し、新1号館が完成するまでのおよそ3年間を仮設校舎で過ごしました。

新校舎の完成

2019(平成31)年2月に完成した工学部新1号館は「スムーズな動線を確保」や「徹底的にシンプルな構成」、「フレキシブルかつ持続可能な建築」という特徴を持っており、使い手と環境に配慮した校舎となっています。

案内地図