ましきラボ主催の県道四車線化についての第2回意見交換会を
30名ほどの参加をいただいて開催しました.
2月の第1回目では,道路の姿について3案を模型を利用しながら提示しました.
その際,皆さんからの評価が高かった「沿道にぎわい型」をベースに住民の皆さんからのご意見を踏まえて,
星野研究室,田中智之研究室の学生が中心となって
より詳細な模型を作成し,今回,皆さんに提示しました.
意見交換では,議論の進め方の前提条件,ラボの立ち位置などについて,厳しいご意見をいただきました.
説明する側の考え方の
前提を毎回丁寧にお話することの重要性を再認識いたしました.
「将来の夢を語ることは重要だけれども,現実に事業によって生活の再建,事業の再建に影響が出る方々のこともきちんと考えてほしい」
「車の台数が増えると沿道環境は大丈夫なのか」
「簡単にはいかないが,少しずつ充実した町になれば良い」
などなどの多数のご意見をいただいています.
今回いただいた意見も踏まえて,来月中をめどに県道の姿について行政への提言書を作成したします.
提言には,今までのオープンラボ,意見交換会でいただいたご意見は四車線化への反対意見を含めて,すべて掲載したうえで,最も多くの方に納得していただけると我々が考える提案を,ましきラボとして提出したいと思います.
また,提言提出後も引き続き,地元大学として,継続的に益城町のまちづくりを応援しつづけたいと思います.
当日は,ご自分の考えを資料にまとめて持参頂いた方が複数いらっしゃいました.
皆さん,益城町の将来を心配し,真剣に考えてくださっているのだと実感しました.
そのような皆さんの思いを,できるかぎり実現可能な形で行政への提言としてまとめたいと思います.
毎週土曜日14時〜17時のオープンラボでも,今回提示した新しい模型を提示いたします.
今週末は円山が担当いたします.ぜひ,引き続きお話をさせていただければと思います.
終了後に回収したアンケートからは
「益城町のために一生懸命考えてくださってありがとうございます!」
という声もいただきました.本当にありがとうございます.
まだまだ不十分なところも多い私達ですが,
今後ともどうかよろしくお願いします.