大学における研究・教育は、社会と密接に結びついています。この「地域デザイン部門」は、その結びつきを具体的に形あるものとしてデザインし、社会に実装することを目指しています。
部門スタッフの社会貢献実績は、グッドデザイン賞や都市景観大賞を受賞するなど、すでに高い評価を得ています。当部門では、それらの実績を基盤としつつ、本学における分野横断型研究の新しい成果も取り込みながら、災害に強く、生活の質の高い地域の実現を目指した社会貢献活動に取り組みます。
地域の現場は、学生にとっても素晴らしい教育の現場となります。一方で、大学の研究成果が本当の社会貢献となるためには、地域住民との協働も重要となります。そこで、現場の課題に学生や住民とともに取り組むスタジオ実践型教育研究を通じて、地域の歴史・文化・景観に十分に配慮し、住民とともに創るレジリエントな地域デザイン研究を推進していきます。
特に、甚大な熊本地震の被災地である益城町においては、サテライト施設「ましきラボ」を平成28年10月に設置しました。これは、数多くの住民の声をお聞きしながら様々な課題に取り組む重要な復興拠点として機能し、当部門は、行政と住民のつなぎ役として、復興支援を実施しています。
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